アンティーク フィニッシュ

 今日もたくさんのお客さまに起こし頂き、本当にありがとうございました。暇な時は、本当に暇なのですが、今日は、一時的にお客さまが殺到してしまいました。外で待って頂いたお客さま、本当にすみませんでした。今後、ギャラリースペースを拡大する予定ですので、これに懲りず、また、足を運んで頂けると嬉しいです。

 

 今日は、最近のアクセサリーのニーズや傾向について、私なりに感じている事を書かせて頂きます。最近は、新品ビカビカ仕上げの王道ジュエリーよりも、古美加工を施したアンティークテイストのものを好まれる方が多くなってきたように感じます。おたまぢゃくし工房のお客さまに限らず、卸し先のお店や、問屋さんからの注文でも、古美加工をしたもののリクエストが多いです。

 

 アクセサリー作りを始めて以来、古美加工の研究をして来た中で、「そんな仕上げをして誰が買うんだ」なんて事を、周りから言われたりしましたが、今になって、それを好んでくれる人がいる事がわかり、本当にやって来たかいを感じています。

 

 画像のリングは、得意の薔薇モティーフですが、これもまた、アンティーク仕上げでのご依頼がほとんどです。18金で作り、一旦、ピカピカに仕上げたものを、ある特殊加工で真っ黒にし、それを少しずつ研磨して剥がしていきます。「せっかくの18金をそんな事してもったいない!」と言う声も良く聞きますが、私は、なぜか、古臭いほうがかっこよく、美しく感じてしまいます。

 

 古美加工の最大の魅力は、全てが違う表情に仕上がる事だと思います。時々、自分でも想像のつかない色や味が出る事があり、「これは、さすがに駄目だろう…」と思

う事があるのですが、そういうのに限ってすごく気に入ってくれるお客さまがいたりします。作品の評価は、千差万別なので、本当に奥の深い、面白い世界だと思います。